KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

わたしはここにいます (カッパ・ノベルス)

わたしはここにいます (カッパ・ノベルス)

わたしはここにいます (カッパ・ノベルス)

作家
篠田真由美
出版社
光文社
発売日
2013-07-18
ISBN
9784334077174
amazonで購入する Kindle版を購入する

わたしはここにいます (カッパ・ノベルス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

藤月はな(灯れ松明の火)

家族を突然、喪い、悔悟に暮れながらも泣けない鷹哉は美しくも誰よりも凛々しく、男前なお嬢様、文乃と出逢う。彼女に同行して稚内へ飛んだ彼らを待っていたのは因縁と妄執によって歪んだ惨劇だった。事件が起きるまでが長いのですが、その間に登場人物たちが捲し立てる過去が悪意や自己弁護も入った言葉だと分かってもきつい・・・。そして親だからこその子供への担保は殺意が湧くぐらいに醜い。例え、決められていた未来だとしても彼らは自分で選んで幸せになった。最後に、あなた達の子供は色々、あったけど確かに幸せになったよ、と伝えたい。

2013/11/01

らむり

稚内の霊媒師の館を舞台に、殺人や心霊現象が起こるホラーミステリーです。重くて長くて黒くて読み応えあります。弱冠15歳のできる女・文乃と大学生・鷹哉はいいコンビだなぁ。

2013/08/19

Norico

先日建築探偵のその後の話を読んだ勢いで、篠田さんの未読の本を読みました。さいはての地に建てられた洋館で起こる事件、美しく謎に満ちたお嬢様と、それぞれうさんくささに満ちた他の滞在客。館の主人は誰なのか?誰が生きていて、誰が死んでいるのか?耽美な世界って感じで割と好みです。最後のモノローグで、文乃さんの子どもが綾乃さんだと分かり、建築探偵のシリーズを思い出して嬉しくなりました。

2015/02/16

とことこ

ぶ厚さにちょっと引き気味でしたが、篠田さんは読みだすとそれが苦にならなくなるから不思議。そしてまさか建築探偵と絡んでたとは!すっかり綾乃ちゃんの事忘れてたー!あと、宗教や霊媒師についての自分にスタンスが似てるとあとがきをよんでわかりました。謎より館の雰囲気に圧倒されちゃいました。

2014/03/05

陽介@中四国読メの会参加中

ラストのモノローグで全て持って行かれた感が強いですね。これ建築探偵シリーズ読んでない人はどう思うんだろうなぁ。降霊会とか出てきますがオカルト・ホラーとして読んでなかったので、そこら辺は微妙と言うかちょいと白けて読んでました。ミステリとしてもちょいと半端な感じかな〜。とは言え途中のダイアローグで「ん?」と引っ掛かる部分もあったのでいずれ再読しようと思います。その前にもう一回建築探偵かな。

2013/07/23

感想・レビューをもっと見る