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暗約領域 新宿鮫XI (カッパ・ノベルス)

暗約領域 新宿鮫XI (カッパ・ノベルス)

暗約領域 新宿鮫XI (カッパ・ノベルス)

作家
大沢在昌
出版社
光文社
発売日
2021-11-24
ISBN
9784334077495
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暗約領域 新宿鮫XI (カッパ・ノベルス) / 感想・レビュー

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Tetchy

新宿鮫Rebootといった感のある新生新宿鮫の幕開けだ。ヤミ民泊施設でたまたま出くわした殺人事件が捜査を進めるうちにどんどんスケールが大きくなっていき、利害関係者が雪だるま式に増えてくるストーリー展開は大沢氏の構想力の凄さを思い知らされる。新旧のキャラが入り乱れ、鮫島の警察の立ち位置もジョーカー的存在から理解者も生まれつつある。一方祖国を持たないがゆえに警察官を殺す事も厭わない無頼派集団「金石」を相手に警察という庇護が効果を持たない戦いを強いられることになる。まだまだ鮫島の眠れない夜は続きそうだ。

2023/03/30

紫 綺

単行本にて読了。北朝鮮絡みのストーリー。熟期を過ぎたのか、今までのスピード感、ハラハラ感が少ない。無駄にページ数が多く、読み疲れ。後半ようやく動きがあり、まあまあの満足感。晶の不在が寂しい。

2020/04/18

Syo

さすが新宿鮫

2023/02/08

MATHILDA&LEON

様々な賞を獲ってきた『新宿鮫』シリーズ。前回の話から随分経っているが、話が続いているので、一気に読んだ方がベター。大沢ワールド全開の546ページは、しかし長さを感じさせず、ジェットコースターのよう。どこまでも孤独感や哀愁感の漂う世界観にどっぷりとはまった読書時間。

2022/12/27

matsu

9年振りの「鮫」は、前作の倍はあろうかというブ厚さ。新宿を取り巻くダークサイドの変貌を仔細に描く。取り返しのつかない大喪失からどう立ち直っているかとドキドキしつつページをめくれば、立ち直るどころかむしろこれは「絆回廊」の第二部だと思う俺だ。次作以降にも登場しそうな新キャラも複数が登場し、いやむしろこれは新宿鮫そのものの第二部開始なのか。読了してみれば、もう一方の喪失について何一つ言及されていなかったことに気づいて愕然とする俺でもあるのだ。

2022/10/16

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