快楽の秘薬: ストレス解消のために (光文社文庫 よ 1-1)
快楽の秘薬: ストレス解消のために (光文社文庫 よ 1-1) / 感想・レビュー
烟々羅
むかし読んだ本棚から取り出しての再読。吉行淳之介の赤線と酒場の話。このとき「四十にもなってそろそろ遊ばなくなって」といったことが書いてあるから、いまのわたしより若いんだねぇ
2013/08/25
佐島楓
淳之介さんの友人の彫刻家が、生身の女性のからだで型を取ってトルソーを作ったという話が印象に残った。それを描写するだけで一編小説が書けてしまうであろう。しかしその彫刻家も酷なことをなさるなあ。
2013/04/09
奏市
よくこれだけ自身の”性”活史を書けるなと感嘆する。風俗、性病、フェチ等さまざま。男前で面白くてこんなにエロければそりゃモテるな。『砂の上の植物群』を念頭に「私は作者として、実用的な目的で、部分だけ読まれることに、少しも嫌な気持ちを持たない」文学作品の一部を官能小説として用いる事は著者自身もしてきたのだからと。同書今度買ってみるか。/この本は『私の小さな古本屋』を読んで出向いていった倉敷の蟲文庫で購入。臈たけた女性店主が営む想像以上に素敵な店だった。また行って今度は小遣いを酒に使いすぎずもっと本を買いたい。
2023/02/14
きくち
世の中いろんな性向をもつ人がいるんだなーとあらためて思う。痴漢は男と女の共同作業だなんて、今はとても言えた空気ではないと思うけど、吉行淳之介いわく(つーか知り合い曰く)そんなものらしい。絶対やっちゃ駄目だけど!
2011/04/10
薫
何書いてるんですか、と言いたくなるようなタイトルだが、作者の力を程よく抜いたさっぱりとした生き方が好き。
2011/08/22
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