下りはつかり: 鉄道ミステリー傑作選 (光文社文庫 あ 2-3)
下りはつかり: 鉄道ミステリー傑作選 (光文社文庫 あ 2-3) / 感想・レビュー
goro@80.7
鮎川哲也選の鉄道犯罪ミステリー集です。星新一氏のSFもあるけど犯罪に絡めた作品です。昭和50年出版なのですが戦後の作品も交えて短編16作品。やはり中でも乱歩「押絵と旅する男」は哀愁があって印象に残る。そして正史の「探偵小説」は舞台劇のような雰囲気で味わい深い。土屋隆夫「夜行列車」角田喜久雄「沼垂の女」も余韻があって掘り出し物でした。これはこの次のアンソロジーが出来ても面白いかもね。光文社さんどうでしょう?
2021/07/06
ハチ
短編集で読み易い、なのに読み応えあり
dra-wrappin
これは…。昭和を感じさせる作品が多いものの、さすが鮎川氏、それなりに読み応えのある作品を選ばれていらっしゃる。鉄道に乗りながら読むとより楽しめるだろう。
2012/09/10
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