宇宙探査機迷惑一番 (光文社文庫 か 9-2)
宇宙探査機迷惑一番 (光文社文庫 か 9-2) / 感想・レビュー
卯月
再読。謎の探査機・迷惑一番と、騒動に巻き込まれた月基地の通称“脳天気小隊”パイロット達のドタバタSF。ポムポム可愛い。漫才みたいな会話ばかりで笑えるが、言語で記述することによって世界が変容する辺り、しっかり神林SFだ。自分が狂っているのか、自分以外の全てが狂っているのか。冒頭の「生きている限りこの世はある/この世の主人公はいつでも私だ」の意味が、最後まで読むとシリアスに実感できる。誤植がやたら多いのが残念だが、ブックオフで105円で買った初版第1刷と思えば許容範囲内。
2012/09/27
ひびキング
難解な不条理SFかと思いきや、平行宇宙とお得意の機械とのコミュニケーションを盛り込んだカッコいい神林流スペースオペラ!敵は海賊シリーズにも繋がる読後感。宇宙局地迎撃機「晨電」が雪風並にカッコいい!火浦功さんの解説も( ̄ー ̄)ニヤリ
2013/04/28
ヒートあっぷぷ
迷惑一番が可愛すぎ(*´∇`*)! ノリもよくて、面白くて良かった。 最近では一番。
2010/09/24
権三郎
「君たちには生体反応がない」 不条理な世界に放り込まれた宇宙戦闘機小隊は言語発生装置と共に基地を脱出する。
2017/09/15
宇宙猫
★★★★★
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