美男奴隷 (光文社文庫 か 10-8)
美男奴隷 (光文社文庫 か 10-8) / 感想・レビュー
神野
女性が男性を女装させて奴隷にする。そんなコンセプトの作品が約30年前に書かれていたのは驚きだった。官能的に描かれる男と女のまぐわいだが、千絵が冷静で計算高い辺りが痛快である。田舎の中流から女の武器でもって都会を駆け上がる彼女に、確かな魅力があることは言うまでもないだろう。
2016/05/20
てらさか
文庫版を入手したので再読。どこをとってもおもしろい。珍しく成功する女主人公の話。女装、人間燭台の倒錯さがすごい。
2020/05/07
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