同姓同名逆人生 (光文社文庫 か 16-1)
同姓同名逆人生 (光文社文庫 か 16-1) / 感想・レビュー
kokada_jnet
1987年刊行。光文社文庫のこの著者のサラリーマン・コメディ・シリーズは好きな作風だったのだが。読み逃していたこの第一作はいまいち。関西の著者が、あえて東京を舞台にしているのが、あまり成功していない。また、主人公二人が、早稲田と慶応卒なのだが、それ風に見えない。翻訳家の故・黒丸尚氏が解説を書いていることが意外だが…。「筆者も東京で働く現役サラリーマンで」とあるが、「電通のディレクター」の方にサラリーマン仲間臭を出されてもなあ。この解説の翌年に電通退社か…。
2024/10/24
けいちゃっぷ
サラリーマンものは、作者の「素」がプンプンで・・・。
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