ナイター殺人事件 (光文社文庫 に 1-20)
ナイター殺人事件 (光文社文庫 に 1-20) / 感想・レビュー
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
「勝手に列車祭」第132弾。この本は1冊あり文庫コレクション254冊目。昭和62年 9月20日 初版であった。文庫オリジナルで短編集であった。表題作は野球選手の彼の犯行を気づいたのに、わが身から離されることを嫌った女が献身的につくすが、結局勝利して球場になだれ込んできた殺害された弟に刺し殺され結局失うという悲しい話であった。「優しい支配者」ではなんと大先生ばりのSFであった。最後の「素晴らしき天」では当時はやりの団地妻がテーマで女のイケズは怖ろしいと改めて気づかされた。
2016/10/23
義輝仮面
【★★★★☆】十津川警部が一切出てこない短編集。サスペンスのみならず、SFとか大地震後の人たちを描く作品とか様々な要素が詰まった作品。どれも短編でやるにはもったいない話ばかりで、長編で再構成されないものかと考える・・・まぁ「我ら地獄を見たり」を長編でやったら終始鬱なことこの上ないだろうがw
2018/06/04
キャサ
短編集
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