KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

寝台特急はやぶさ1/60秒の壁 (光文社文庫 し 5-3)

寝台特急はやぶさ1/60秒の壁 (光文社文庫 し 5-3)

寝台特急はやぶさ1/60秒の壁 (光文社文庫 し 5-3)

作家
島田荘司
出版社
光文社
発売日
1988-01-01
ISBN
9784334706722
amazonで購入する

寝台特急はやぶさ1/60秒の壁 (光文社文庫 し 5-3) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

セウテス

吉敷竹史シリーズ第1弾。刑事吉敷竹史の初登場作品。東京のマンション自宅浴槽で、顔の皮膚を剥がされた女性の遺体が見つかる。捜査を始めると殺害された女性は、死亡時刻東京ー西鹿児島のブルートレインはやぶさで、九州まで旅をしていたという証言が出てくる。時刻表トリックは苦手な読者が多いと聞くが、本作はそんな心配は要らない。読者自身の手で全てを推理する事は出来ないが、二転三転の展開とラストの一捻りは、正に島田氏らしい、ひと味違うトラベルミステリであろう。北海道の牛越刑事が、本作から登場しており島田ファンには嬉しい処。

2018/04/12

goro@80.7

再読了。吉敷刑事デビュー作であり猟奇殺人&トラベルミステリーの1冊で2度おいしいい物語。ブルートレイン乗りたかった。これからきちんと吉敷シリーズも追いたいと思います。

2024/07/24

たか

【再読】吉敷竹史シリーズの第1弾。社会派鉄道ミステリ。全体的に『御手洗潔シリーズ』に比べて地味な仕上がりになっている。D評価

2022/04/30

勇波

いやー懐かしい。吉敷さんに会うのはほんと久しぶり。当時は御手洗物が中々出なかったので、「また吉敷さんかよって」ってな具合で読んでましたなぁ。。この頃の吉敷刑事はまだとっても穏やか。牛越刑事とのほほーんとしているのもなんだか新鮮です。個人的にはタガがはずれる吉敷刑事が好きだ。後に続く作品ごとにダイハード的な感じになってくもんね★

2018/03/23

kagetrasama-aoi(葵・橘)

島田荘司氏の作品、長編第四作目。「吉敷竹史シリーズ」第一作目。警視庁一課殺人班の吉敷武史刑事が初登場する、記念すべき作品。あの中村吉造刑事が吉敷刑事の教育係的存在だったことが語られたり、札幌署の牛越佐武郎刑事と関係したり…と島田荘司ワールドを満喫。顔の無い女性の死体の発見から始まる猟奇的事件でありながら、タイトルから察っせられる時刻表を駆使した緻密なアリバイトリック。最後の最後まで息も就かせぬ展開。寝台特急にノスタルジックな感傷も抱きつつ…。面白かったです。

2023/04/22

感想・レビューをもっと見る