仮装の時代 (光文社文庫 に 1-29)
仮装の時代 (光文社文庫 に 1-29) / 感想・レビュー
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
1989年 6月20日 初版
2016/03/31
Kuni
不敵な青年が、マスコミの帝王に挑戦する。 著者は青かったと謙遜するが、面白く読んだ。 青年は、力もないが若さだけはある不遜な青年。サスペンス的に話は、展開する。ミステリーだが、冒険小説のように楽しめました。 トラベルシリーズもいいが、単発の小説もいい。江戸川乱歩賞作家だから、実力がある。 単なるミステリーというより、人間ドラマがある。著者も、それを大切にしている。文学とは、人情の機微なのだ。
2015/07/07
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