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ブラック・ユーモア傑作選 (光文社文庫 あ 11-2)

ブラック・ユーモア傑作選 (光文社文庫 あ 11-2)

ブラック・ユーモア傑作選 (光文社文庫 あ 11-2)

作家
阿刀田高
出版社
光文社
発売日
1989-08-01
ISBN
9784334709914
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ブラック・ユーモア傑作選 (光文社文庫 あ 11-2) / 感想・レビュー

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№9

10月10日に横須賀芸術劇場の小ホールであるベイサイドポケットで、白石加代子が「百物語」アンコール上演と銘打って演ずる演目のひとつで、筒井康隆の「五郎八航空」を演るというので原作を読んでおこうと思い本書を手にした。夏目漱石や芥川龍之介、志賀直哉、遠藤周作、半村良など錚々たる作家たちによる短編アンソロジー。ブラックユーモアというよりは、タモリの「世にも奇妙な物語」の短編ドラマを彷彿とさせる不思議な物語の数々にドキドキさせられた。

2016/09/15

空猫

実家から発掘し再読(内容は随分忘れていた)。題名の[ブラックユーモア]は腑に落ちないけれど名だたる作家達の作品ばかりでハズレの有ろうハズもない。名作[桜の森の満開の下][夢十夜]を始め,なんとあの和田誠さんの作品も!相変わらず強烈で残酷な野坂昭如サンの[骨餓身峠死人葛],心理描写が上手い夏樹静子サンの[階段],怖い話かと思ったらオチがあった遠藤周作サンの[影なき男],流石のドタバタ,筒井康隆サン[五郎八航空],落語のような結城昌治サン[不可抗力]…どの作品も読みごたえありの本当にお得な一冊。

2017/03/01

ジャム

阿刀田高が選ぶブラック・ユーモア傑作選!特に美しくも残酷な坂口安吾「桜の森の満開の下」、夢の中の犯罪が裁かれるというワンアイデアが光る半村良「夢中犯」、AVも顔負けの土俗的な地獄絵図が繰り広げられる女の一代記を描いた野坂昭如「骨餓身峠死人葛」などが印象に残りました。

2016/12/06

サカナヘン

【★★★★☆】何かの解説で、三木聡が筒井康隆の『五郎八航空』をスラップスティック小説の傑作といっていた。ので購入した。遠藤周作『影なき男』、和田誠『おさる日記』は最後にあっと驚かされた。わかりやすい驚きは好きです。名のある作家の短編が16扁も収められいる。これは、とてもお得ですな。

2009/09/03

ホーマックショーン

普段読まない作者のが読めて楽しめた。結城昌治、半村良、中島敦等

2013/08/25

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