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羽衣伝説の記憶 (光文社文庫 し 5-9)

羽衣伝説の記憶 (光文社文庫 し 5-9)

羽衣伝説の記憶 (光文社文庫 し 5-9)

作家
島田荘司
出版社
光文社
発売日
1990-02-01
ISBN
9784334710873
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羽衣伝説の記憶 (光文社文庫 し 5-9) / 感想・レビュー

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Kircheis

★★☆☆☆ 吉敷と通子の熟年の恋が描かれる、シリーズの外伝的作品。 ミステリパートもあるが、おまけ程度のものになっている。 個人的に通子は好きになれないタイプだが、吉敷も寂しいだろうから復縁したらいいなと思う。 なお、内容的に吉敷シリーズのファン以外は読む必要ないだろう。

2019/08/16

tengen

ある画廊で見つけた羽衣伝説をモチーフにした作品、これは行方知れずの元妻・通子の作品では?羽衣伝説を頼りに三保の松原へ向かうも手掛かりなし。アパート住居人殺害事件を追って滞在した天橋立で丹後にも羽衣伝説があることを知る。☆彡ミステリー色薄いです。吉敷シリーズの番外編的な感じであくまで吉敷竹史と加納通子との元夫婦エピソード。通子に関わる更なる過去の秘密が解明されます。「北の夕鶴2/3の殺人」は先に読んどいたほうが良いですね。そして「飛鳥のガラスの靴」は本作の次。 泊ったことのある文殊荘が描かれててうれしい!

2017/07/19

coco夏ko10角

吉敷竹史シリーズ。『北の夕鶴2/3の殺人』の事件から六年、加納通子との再会。通子があの事件の後どうなったか、子どもの頃何があったのかなどが明らかに。吉敷と通子はどうなっていくのか…。一緒に暮らすより年に三回くらい会うのがいい距離感っぽく見えるけど。

2021/01/31

かるん

推理より吉敷と通子のエピソードに重きを置いている。番外編的な立ち位置なのかな?短く綺麗に纏まっていて良かったな。

2015/02/27

Tetchy

今回起こる事件が単に吉敷刑事と加納通子とを再開させるきっかけに過ぎない事からも判るように、あくまで主題は吉敷と通子の2人の関係の修復である。いや、正確には吉敷は通子の忌まわしい過去を取り払う憑物落しの役割を果たしている。最近特に見かけない純愛を扱っているだけに麻衣子の自殺に関する解明が、どうも飛躍した発想に思えてならない。非常に勿体無いと感じた。島田の提唱する魅力的な謎の提示とその論理的解明が仇になってしまった。そんな印象を覚えた。

2009/04/14

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