長崎殺人事件 (光文社文庫 う 1-8)
長崎殺人事件 (光文社文庫 う 1-8) / 感想・レビュー
あつひめ
テレビで見ました。浅見さんは沢村さん、春香さんは宝生さんでしたよね。詳しい内容は覚えていなかったので、今回は新鮮に原作を読むことができました。チョウチョウ違いとは…まっこと驚きです。人は、一日を一生懸命生きていてもその一日の積み重ねが人生だから…何年か先に何が起こるかわからないものだなあ…とつくづく感じました。そういえば、長崎も豪雨による水害があったのですね。現実を織り混ぜながらの内田手法。チャンポンはもう少し誉めてほしかったな。読後は、ひとつの旅を終えた気分です。家が一番いいなぁ…なんてね。
2014/08/28
十六夜(いざよい)
兄から依頼された殺人事件の調査に訪れていた長崎で、更なる殺人事件に関わる事になってしまった光彦。老舗カステラ店を営む父の殺人容疑を晴らすため、春香とともに過去の事件を調査する。無関係だと思われていた事件が、徐々に繋がっていく様はなかなか楽しめた。ご当地ミステリーらしい親切な観光案内も満足。
2018/08/26
びぜんや
記念すべき1,000冊めには内田康夫作品の中でもお気に入りのこの本を超久しぶりに再読。犯人は分かっているんですがそれでも楽しめるのは、個性的で多彩なキャラクター、美しい長崎の風景描写、そして実際の出来事をモチーフにしたストーリーが圧倒的な存在感を持っているから。さらにラストはこんがらがった糸をするすると解いていくような快感の先に意外な犯人が待っていて、カタルシス抜群。最終盤、犯人の怒りと哀しみには作り話とは思えない迫力があって、鳥肌が立ちます。5つ星。★★★★★ これ読んだらまた長崎に行きたくなりました。
2018/12/12
an-ponta
数年前に訪れた長崎のことを思い出しながら読みました。内田さんの作品はその地域の歴史と風景丁寧に描写しています。行ったことがある所は目に浮かべながら、行ったことが無い場所は想像しながら読んでいます。浅見光彦シリーズ、まだまだ読ませてもらいます。
2013/06/05
めぐみこ
【再読】修学旅行で訪れた際の記憶と照らし合わせつつ。まぁポルトガル村ならぬハウステンボス開園後だったので、きっとあちこち景色が変わってるんだろうなぁ。浅見の捜査が最初からある程度優遇されてるのは珍しいパターン。
2012/08/30
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