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薄紫のウィ-クエンド: 長編青春ミステリ- (光文社文庫 あ 1-40)

薄紫のウィ-クエンド: 長編青春ミステリ- (光文社文庫 あ 1-40)

薄紫のウィ-クエンド: 長編青春ミステリ- (光文社文庫 あ 1-40)

作家
赤川次郎
出版社
光文社
発売日
1991-09-01
ISBN
9784334713850
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薄紫のウィ-クエンド: 長編青春ミステリ- (光文社文庫 あ 1-40) / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

杉原爽香30歳代から読み始め逆に読み進んだ。10歳代の爽香の青さに気が付いた。杉原爽香が主人公というより周りの人が事実上の主人公。周りを固めて杉原爽香に戻って来る。20歳までの杉原莢香の悪友、明男と今日子。それぞれ危ない橋を渡る。爽香は殺人事件に巻き込まれるが当事者にはならない。赤川次郎が守っているのは杉原莢香。赤川次郎の構想力すごい。解説金原智子。作家のするどい指摘。女性の心理を描写できるのは赤川次郎の周辺に杉原爽香のような人がいる。赤川次郎が赤川太郎と赤川次子という兄妹の合作。赤川次子実名不明。

2010/11/23

あつひめ

あっという間に4冊目。爽香って眼鏡っ子だったのか。どこかで読み落としていたのかな。ちょっと爽香のイメージが違ってしまった。それにしても、明男ママ…姑根性丸出しだなぁ。高校3年でこの確執では将来、恐ろしい。事件は、なんか、緊迫感が薄くて、河村刑事の出番も少なくても…ちょっと物足りなさがあるけど…。安西先生もそろそろ落ち着かせたい気もするんだけど…。そうもいかないんでしょうね…きっと。お父さん、リハビリをして次のお話からはたくさん登場してくれるといいんどけど…。大学生の爽香…楽しみに次の号に移ります。

2014/10/01

セウテス

〔再読〕シリーズ第四弾。1991年爽香18歳の秋。事件は起きますが、この作品は薄紫という色が示す通り、爽香が人生は思う通りには成らない現実と向き合う事で、少しずつ大人に成って行く様を描いています。一家の大黒柱の父親が倒れてしまい、母親も看病などで心身共に弱っている。兄がしっかりするべきなのだが、結婚した新しい家族で手一杯の状態。見舞いにも中々来ない始末。自分が支えなくてはと思いを強くするが、恋人明男の母親に嫌われ、会うことも儘ならない。事件も夫婦でキチンと意志疎通が出来ていたなら、と思うと考える事は多い。

2015/01/26

siro

続けて4作目。爽香がぐっと大人になりました。前3作でも落ち着いた考え方ができるしっかり者のイメージでしたが、思い付いた事を直ぐに行動したり発言したりをせずに慎重に行動し(でも事件に巻き込まれるんだけども笑)後々を考えて発言を控える所が大人過ぎる。兄と嫁にモヤモヤ。明男ママに呆れて、明男にガックリの第4弾でした。

2015/10/12

takaC

たとえ作り話の中でもそんなに軽々しく罪なき人を殺しちゃダメだろうさ。

2012/07/05

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