風の中の女 (光文社文庫 き 9-5)
風の中の女 (光文社文庫 き 9-5) / 感想・レビュー
かのこ
ダンディーな先輩に教えていただいた本。 デザイナー事務所を立ち上げて2年の鹿島美有、27歳。死に物狂いで働いた結果、仕事は順調に進んでいたが、やがて彼女は不穏な権力闘争に巻き込まれていく…。 マセラッティを乗りこなす女性主人公、かっこいー!(*゚▽゚*)なんともおすすめしてくれた先輩らしい作品で個人的にツボるシーンが多かった。笑 美有みたいには絶対に生きれないけど、独りで立ってる彼女の姿になんとなく身につまされるものもあり、今読めて良かった本。 穏やかな幸せも得られるのかも…なラストも良かった。
2017/06/06
Take@磨穿鉄靴
鹿島美優シリーズの二作目。先に「不良の木」から読んでしまったけど特に問題は無かった。今作もマセラッティのスパイダーが走りまくる。時速235kmを越え240km近くまでかっ飛んでいる描写があるけど現代においてはファンタジーに近い。後半、野崎が美優にデレてたのが微笑ましかった。ただ「クモの巣が張ってるぜ、あそこに」の野崎の台詞はちょっといただけないかな。そこはもっと違う台詞で繋いで欲しい所だけどまあそれが野崎なのか。★★★☆☆
2018/03/14
たーくん
再読→→→風に向かい、悪に挑む女…。インテリア・デザイナーとして独り立ちした鹿島美有。事務所を開き、人を雇い、仕事は順調に進んでいた。そんな折り、美有にとって忘れられない女社長・野木路子が接触してきた。美有の脳裏に、2年半前の権力闘争に巻き込まれた事件が蘇る。そして巨大な陰謀が、再び美有を男たちの争いの渦中へ…。女は独り、悪と闘う。
2019/01/03
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
1999年11月27日
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