連合艦隊ついに勝つ: ミッドウェーからレイテ海戦まで (光文社文庫 た 4-11)
連合艦隊ついに勝つ: ミッドウェーからレイテ海戦まで (光文社文庫 た 4-11) / 感想・レビュー
Kircheis
★★★☆☆ 高木彬光作品だが、ミステリではなくファンタジー。 太平洋戦争でもしこうなっていたら…という架空歴史を4つ描いたもの。 もちろん旧日本軍の将校たちも実名で登場し、最初のミッドウェー海戦の部分は非常におもしろく読んだ。 ただし以降はマンネリ感が否定できず、歴史の変化もかなり地味なものにとどまっていることから盛り上がりに欠けた。 私は特に軍事オタクでもないし、戦艦の名前も大して知らないことからそれほど胸が熱くならなかったが、もしそれらに興味ある人が読んだらきっと大興奮するだろう。
2021/02/02
ほにょこ
★★★☆☆ この人は推理小説以外も書いていたのかと驚いて、読んでみることにしました。 戦争ものなのに緊迫感がほとんどなく、主人公に感情移入できませんでした。 こんな方法で勝ったとしても反則勝ちとしか思えないですしね。
2018/02/16
天ノ邪鬼
架空戦記の入門として薦められた。 確かに太平洋戦争の推移についての解説は大変分かりやすい。 しかしながら視点は終始客観的で、ドラマ性はあまり感じられなかった。
2015/01/23
がんぞ
原版、昭和48年(当時、軍隊経験者は多かったが海軍は少なかった)。戦史マニアの男があるきっかけで真珠湾攻撃直前の旗艦にタイムスリップし《高天原からの使い》と自称して二次攻撃をアドバイス。次にミドウェー直前で「攻撃は奇襲ではなく待ち構える太平洋艦隊との激突となり、このままでは三隻の空母が撃沈されます」と警告、歴史を改変しミドウェー島を占領する。しかし陸軍に納得させることは出来ず、ガダルカナルの地獄的戦場は出現した、マッカーサー戦死したら占領政策は?「あなたは沖縄に行くの?それとも知覧特攻隊基地?」魔女が言う
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