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踊る手なが猿 (光文社文庫 し 5-21)

踊る手なが猿 (光文社文庫 し 5-21)

踊る手なが猿 (光文社文庫 し 5-21)

作家
島田荘司
出版社
光文社
発売日
1993-11-01
ISBN
9784334717957
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踊る手なが猿 (光文社文庫 し 5-21) / 感想・レビュー

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ばりぼー

24、5年ぶりの再読。新宿西口地下街のケーキ屋の店頭に置かれた猿のマスコットに結ばれたリボンが、2、3日単位で移動する「踊る手なが猿」。子殺しをするハヌマンラングールの話はこれで知りました。猥雑な地下街の喧騒が伝わってくる印象深い作。その他、マンションに見知らぬ男の死体が転がっていたため、関わりを恐れて証拠隠滅を図る「Y字路」、立原道造の詩が幻想的な雰囲気を醸し出す「赤と白の殺意」、都立高校の敷地から江戸時代の人骨が発掘され、時代を遡って花魁と田舎侍の恋を描く「暗闇団子」など、ユニークな彩りの短編集。

2016/01/04

大阪魂

あー、やっぱし島田さんの本、読みやすいー!4編の短編集やったけどサクサク読みおわってしもた!「踊る手なが猿」は新宿地下街が舞台のミステリー、猿の人形のリボンの位置が変わってる意味は?「Y字路」は吉敷刑事登場、玉の輿狙った女性が殺人事件に巻き込まれるお話、「赤と白の殺意」は子どもの頃の血塗られた?記憶を取り戻しに軽井沢いくお話、これはいまいちやったかな…そして「暗闇団子」、工事現場で発見された2人分の骨と暗闇団子て書かれた紙、国宝級の櫛に秘められた花魁と武士の悲恋のお話…読み進めるん哀しすぎやった😢

2024/11/02

takaC

うん。『暗闇団子』推し。

2013/07/06

マムみかん(*感想記入少なめです*)

本棚から発掘。 たぶん再読…(ほとんど覚えていなかった・笑)。 「吉敷竹史シリーズ」を追いかけていた頃、この短編集の『Y字路』を読みたくて購入したんだと思いますが、やっぱり吉敷さん良いわ~。 そして、歴史の謎を解き明かす『暗闇団子』も、心の琴線に触れる悲恋物語で素敵でした☆

2017/04/04

coco夏ko10角

4つの作品収録の短編集。吉敷が登場する『Y字路』がよかった。 踊る手なが猿/Y字路/赤と白の殺意/暗闇団子

2021/04/20

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