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白鳥の殺人 (光文社文庫 お 19-2)

白鳥の殺人 (光文社文庫 お 19-2)

白鳥の殺人 (光文社文庫 お 19-2)

作家
折原一
出版社
光文社
発売日
1994-02-01
ISBN
9784334718350
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白鳥の殺人 (光文社文庫 お 19-2) / 感想・レビュー

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セウテス

まるで二時間ドラマ様に描かれたサスペンスで、主人公亜矢子も犯罪に巻き込まれた普通の女性である。よってトリックも、そんな込み入ったものではなく犯人も推理しやすい。物語は、亜矢子の同僚石田が会社を首になり、列車「白鳥」に飛び込み自殺をする。その頃、行方不明だった彼の上司は殺害されていた。結婚を申し込まれていた亜矢子は、彼の兄と共に真相を明らかにしようとする。列車「白鳥」を使ったトリックではあるが、時刻表やアリバイトリックではない為、さらっとした印象だ。彼女の行動にハラハラドキドキ、折原氏らしくないのも又良い。

2019/05/04

ダイ@2019.11.2~一時休止

時刻表トリック。2時間ドラマって感じの内容だった。

2014/01/04

coco夏ko10角

自分にプロポーズしてきた光雄が特急・白鳥に飛び込み自殺、光雄に殺人の疑いがかかりその兄と真相を調べ始めた亜矢子だったが…。折原一さんは叙述トリックのイメージがだったからこういう作品もあったのだと。デビュー直後の初期の作品。素人探偵してる亜矢子が危なっかしくてハラハラ。

2024/08/30

ブルームーン

鉄道ミステリー。89年の作品ということで、証券会社OLの主人公は結構平気で欠勤して探偵業に励む。騙された感は少なかったので、わたしとしてはイマイチな印象。

2014/01/05

Tetchy

列車「白鳥」をテーマにした旅情ミステリで、時刻表も掲載されているため、鮎川哲也・西村京太郎ばりの複雑な時刻表トリックの作品かと思っていたが、さにあらず、時刻表が事件の解明の要素になりこそすれ、それを犯人がアリバイ作りのトリックとしていないために非常にシンプルで解りやすい内容になっていたのは救いだ。しかし、キャラクターも非常に類型的。つまり明日になれば名前さえも忘れるような主人公達であったという事。

2009/07/17

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