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本格推理 4 (光文社文庫 あ 2-15 文庫の雑誌)

本格推理 4 (光文社文庫 あ 2-15 文庫の雑誌)

本格推理 4 (光文社文庫 あ 2-15 文庫の雑誌)

作家
鮎川哲也
出版社
光文社
発売日
1994-08-01
ISBN
9784334719227
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本格推理 4 (光文社文庫 あ 2-15 文庫の雑誌) / 感想・レビュー

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みつ

読者投稿の本格推理小説で編んだ短編集第4巻。アリバイ崩しの小説を得意とする選者鮎川哲也が密室を扱った投稿を多く採っているのは、投稿者たちの「密室愛」を反映したためか。今回の選者によるあとがきでは、採らなかった作品への賛辞が散見され、そちらも読みたくなる。各作品中では、あまりにもばかばかしい仮説を述べそれを否定しておいて、同様に突拍子もない真相に説得力を与える「たからさがし」が面白い。鉄道ファンの端くれである自分には(現地に行っていることもあり)当たりがついたアリバイ崩しの「偶然の目撃者」に一番納得。

2022/01/08

二葉

採用数を増やしたからか、作品レベルに差を感じた本書。個人的にはホームズ、ワトソンとゆうより、御手洗、石岡コンビの真似した様な探偵役が多く、本家と違って只の嫌味な人物にしか思えなかったし、作品もつまらなく感じた。特に「数字錠」に違和感を感じたらしい作者が書いた作品は、面白く思えなかった

2016/04/30

kamisaki

私的には3より読み応えがあったように思います。似たネタが納められているところに遊び心を感じました。納められている中では「たからさがし」が一番のお気に入り。

2012/02/24

キートン

お気に入りは、「内勤刑事」と「たからさがし」。特に「たからさがし」は作者のトリックに見事に引っかかってしまった。

2015/05/18

Tetchy

いやに密室物、館物が多い短編集だった。しかし、今回は前回に比べ、突出した物が無かったように思う。前作の感想に書いたが、目から鱗が落ちるような快感や新しい知識を得たような知的好奇心を満たす物、謎解き以外にも心に残る何かがある物、つまり理のみに走らず、情にも訴えかける物が無かった。おまけに今回はトリックやプロットが途中で解る物も多く、レベル的には低かったのかもしれない。

2009/08/04

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