孤島の殺人鬼 (光文社文庫 あ 2-18 文庫の雑誌)
孤島の殺人鬼 (光文社文庫 あ 2-18 文庫の雑誌) / 感想・レビュー
y yoshi (イツモ ホンヲ ハナシマセンデシタ)
再読なんだけどこの前(3年前)読んだ時よりも面白かった。 村瀬継弥って鮎川賞佳作だったのか。『ともしび』がちょっとな~他は面白い。
2019/03/10
小物M2
○紫希岬真緒「僕を悩ませるミステリーについて」△日下隆思郎「ゆり荘事件」×八木健威「遺産相続ゲーム」◎江島伸吾「ともしび」×佐々植仁「ふたたびの葬送」△永宮淳司「見えない足跡」△鈴木一夫「仮面の中のアリア」△天宮蠍人「蜘蛛の塔」○柄刀一「逆密室の夕べ」△大友瞬「オニオン・クラブ綺談」○村瀬継弥「鎧武者の呪い」○北森鴻「踊る警官」
2024/11/02
キートン
本格推理アンソロジーに採用された人たちの2作品目を収録したアンソロジー。 お気に入りは名探偵役がいないのがちょっと寂しいけれど「ともしび」かな。 前回の方が面白かった人もいれば、前作よりも面白くなっている人、前作同様に面白く読めた人たちと相変わらず様々で、こうしてみると、1作を書くのは良いけれど、同じクオリティの作品を描き続けることの難しさを考えさせられ、作家の皆さんのすごさがわかるなぁ。
2017/01/02
二葉
過去に入選した人の二作目から選ばれたアンソロジー。只でさえ、選考が甘いのに限られた範囲内からの選出だから、楽しめる作品より、楽しめない作品が多かった。二作目からの選出の企画が一回だけで終わったのは良かったです。
2016/07/15
Tetchy
今回は通常の『本格推理』シリーズとはちょっと違い、今まで採用された方々の2作目を纏めたもの。しかし、これがやはり苦しいものだった。一番鼻につくのが商業作家でもないのに勝手に自分で創造した名探偵を恥ずかしげも無く堂々と登場させていること。しかもそういうのに限って内容は乏しい。魅力のない主人公をさも個性的に描いて一人悦に入っているのが行間からもろ滲み出ている。しかし、今回こういった趣向を凝らすことで実力者と単なる本格好き素人との格差が歴然と目の当たりにできたのは非常にいいことだ。頑張れ、本格。頑張れ、ミステリ
2009/08/11
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