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蜃気楼の殺人 (光文社文庫 お 19-4)

蜃気楼の殺人 (光文社文庫 お 19-4)

蜃気楼の殺人 (光文社文庫 お 19-4)

作家
折原一
出版社
光文社
発売日
1996-02-01
ISBN
9784334721824
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蜃気楼の殺人 (光文社文庫 お 19-4) / 感想・レビュー

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セウテス

〔再読〕ある夜、娘の万里子に父親の死が、突然警察から伝えられる。それは石川県の観光地で見つかった遺体の確認と、父親を殺害したと思われる母親の消息不明である。万里子は母親を探して石川県へ向かうが、やがて母親の遺体も発見される。初期の作品らしく旅情ミステリの雰囲気が楽しめるが、反面叙述ミステリとしては印象が薄い作品だと思う。読者が解らない様に勘違いをする様に、そう言った文章の作りをするのが叙述トリックである。本作はまだ正しい組み立てに気づいた時の衝撃が少なく、真相を推理するという点からは程好い良作だと思う。

2020/09/27

そのぼん

父親の死の真相を探るために娘が旅に出て・・・といった感じのミステリーでした。プロローグでヒントが出されていたせいか、インパクトは少ない感じがしました。

2012/08/17

いちご大福

★3.5 折原さんの叙情ミステリーファンの私。折原さんの作品の中では、読みやすくさらっとしていて薄いので叙情ミステリーデビューする方にはお勧め。時代設定が古くて面白いです。

2010/06/21

鈴と空

驚きもそれほどなく、「騙された!」って爽快感もなく…。残念。

2009/07/11

ココアにんにく

19960503読了

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