槍ヶ岳殺人行 (光文社文庫 な 10-4)
槍ヶ岳殺人行 (光文社文庫 な 10-4) / 感想・レビュー
yamakujira
50ページほど読んで「あ、読んだことある」と気がついた。かなり前に読んだ本だったから、トリックは覚えているけれど犯人を忘れているという、中途半端な記憶をひきずりながら再読。だんだん記憶がはっきりしてきて、半分くらいで犯人を思い出した。ミステリーの再読って、記憶力を試されるようでおもしろいかも。30年前の作品だからか、山や山小屋の実名がでてくるし、その山小屋の管理人やスタッフまで巻きこまれるし、そんなところに時代を感じた。今だったら山小屋は架空の設定にするんだろうな。 (★★★☆☆)
2015/09/26
かぐや.
槍ヶ岳には登ったことがないけど、今まで読んだ山岳小説で思い描いていたのと同じで、山気分は味わえた。そこに人間の感情の動きが絡んでくるのだけど、それがすっきりと心に入ってこなかった。人物像が具体的に浮かび上がらなかった。ちょっと残念。できれば山で殺人は起きてほしくないなあ。
2018/05/05
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