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スナーク狩り (光文社文庫 み 13-2)

スナーク狩り (光文社文庫 み 13-2)

スナーク狩り (光文社文庫 み 13-2)

作家
宮部みゆき
出版社
光文社
発売日
1997-06-01
ISBN
9784334724092
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スナーク狩り (光文社文庫 み 13-2) / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

初めのうちは、銃と憎しみだけの物語かと思い、気が重かった。途中で、宮部みゆきらしい人間性が垣間見えて、読み進むことができた。スナークって何だろうと思って検索したらルイスキャロル(不思議の国のアリスの著者)に行き着いた。ルイスキャロルの「スナーク狩り(The Hunting of the Snark An Agony in 8 Fits)」を読んでいない。宮部が何を対応し、何を対応していないかは分からない。キャロルの詩を読んだら、もう一度読みたい。

2013/05/15

HIRO1970

⭐️⭐️⭐️積読で暫く経ってしまいましたが、2月の一冊目は宮部さんにして大当たりでした。序盤のみ全体の概要を理解するまで入り込めませんでしたが、その後はチューニングが合ってまさかの一気読みになってしまいました。92年の作品ですから20年以上前の作品ですが、宮部さんの初映画化作品だったようです。これだけ場面をイメージし易いと確かに映像化したくなるのも頷けます。オススメです。

2015/02/01

ちょこまーぶる

読んでいて設定情景が頭の中に浮かんできた一冊でした。流石です。時間を追っての描写なんてワクワク感が止まらず、次から次へとスピードに乗った展開が読書欲をそそられっぱなしでした。できれば、一気に読んでほしい本だな・・・と思いました。人間の復讐や殺人への強い感情に恐怖感すら覚えることになり、誰にでも同じような強い執着した感情というものが現れて怪物に変身していくものなのだろうかと思えてしまった。そして、、自分自身も怪物になる日が来るのだろうかと考えたら恐怖感すら体感できる内容でした。

2014/12/16

tengen

ショットガンを持って披露宴会場に乗り込む女性。ある計画のために銃を手に入れようとする中年男。具合の悪い妻を見舞いに車を走らせる親子。事情を抱えるもの達が金沢の病院に集結した時、スナーク狩りは終わる。☆彡自分の中に潜む怪物が頭をもたげる時はこの小説を思い出そう。

2014/08/17

鱒子

借り本。解説の通り実に映像的な小説。複数人の視点によって語られる話です。最初の主人公は美しい女性で、若草色のワンピースにショットガンというインパクトの強さ。まさにつかみはOK。それまでなんの関係もなかった者同士が繋がり、長い一夜を経て一点に集結。そして息詰まる怒涛のエンディング。やり切れなさとスッキリが半々の読後感でした。

2018/12/06

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