闇の法隆寺: 封印された聖徳太子の秘密 (光文社文庫 な 8-7)
闇の法隆寺: 封印された聖徳太子の秘密 (光文社文庫 な 8-7) / 感想・レビュー
はらぺこ
歴史ミステリー。「上宮大王」と書かれた仏像の光背を巡って起こる連続殺人事件。 主人公(?)の神野美代子が謎の男達に追われる展開はハラハラドキドキしましたが、美代子の行動や思考は理解出来る気はしますが周りを危険に巻き込む可能性を考えるとイライラしました。 1998年の作品なので今では完全否定されてる事もあるんでしょうけど、自分には教科書程度の知識しかないので中畑の説は読んでてオモロかったです。
2015/03/19
TheWho
歴史を専攻する女子大学院生を主人公に、担当教授に持ち込まれた仏像の光背に隠された聖徳太子の謎と、それらに絡んだ連続殺人事件と主人公の危機を描く歴史ミステリー。物語は、見知らぬ骨董商から鑑定を依頼された光背に主人公の担当教授にして不倫の恋人が、聖徳太子が推古天皇の摂政ではなく天皇に即位していたという新説の証拠を発見したところから、骨董商そして教授と連続して起った殺人事件に巻き込まれた主人公が事件の真相を解き明かす展開であった。事件の全貌はともかく、飛鳥時代の歴史を真摯に追究した1冊です。
2019/10/20
感想・レビューをもっと見る