悲劇の臨時列車 (光文社文庫 に 13-12)
悲劇の臨時列車 (光文社文庫 に 13-12) / 感想・レビュー
ヤスヒ
風間一輝さん目当てで古本屋で購入した一冊。10人の作家の鉄道を題材とした短編ミステリーが収録されている。どの作品もかなり以前に書かれているものなのでちょっと古さを感じるが、逆にそれが良い方向に雰囲気を出していると思った。お目当ての風間さんの「夜行列車」は哀愁漂う作品でとても良かった。やっぱり風間さんの作品は大好きだと再確認。また他の作品も定番のアリバイ崩しの推理物、サスペンス物、恐怖を誘うホラー物等、バラエティーに富んでいて面白かった。特に印象に残ったのは笹沢左保さんの「遠い美少女」。ラストはゾッとした。
2012/04/25
たかゆじ@石原プロは永遠だ!!!
鉄道ミステリー短編集。どの作品もかなり古いものだがサクサク読める。個人的には西村氏と綾辻氏がお薦め。
2022/05/16
飛鳥栄司@がんサバイバー
綾辻と笹沢、それと中津文彦の作がよかった。中津文彦氏は先日亡くなられてしまったのだが、氏がこのてのサスペンス物を書いていたとは、知らなかった。
2012/05/04
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