本格推理 15 (光文社文庫 あ 2-29 文庫の雑誌)
本格推理 15 (光文社文庫 あ 2-29 文庫の雑誌) / 感想・レビュー
bibliophage
「利口な地雷」が出色でした。完全に安全は危険である。
2020/03/09
Tetchy
15冊も巻を重ねて、その中には目を見張るもの、プロ顔負けの巧さが光るもの、素人の手遊び、独りよがりのものと玉石混交という四字熟語が相応しいシリーズだった。で、今回はといえば、はっきり云って小説として読めたのは石持浅海氏の「利口な地雷」のみだったという印象が強い。素人なのにシリーズを作り、しかも名探偵を設定するマスターベーションが続いている。これが実に不愉快。金出して読む者に対し、無神経さを感じる。辛辣すぎるかもしれないが、シリーズ最後で有終の美を飾れなかったというのが正直な感想である。
2009/09/15
kanamori
☆☆
2011/08/21
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