黄昏の罠 (光文社文庫 あ 31-1)
黄昏の罠 (光文社文庫 あ 31-1) / 感想・レビュー
おか
栗村夏樹シリーズ第1弾。発売当初は「黄昏の獲物」であった。筋立てとしては まあ普通なんだけど 私は夏樹が気に入った^_^美人すぎず 聡明過ぎず そして 剣道が強い!良い設定 好きな設定(//∇//)第一作目の「化身」で鮎川賞を取り その後 鮎川さんに恩返しの様な気持ちでこの作品に取り組んだ様である。最後の「参考文献」に思わず笑った「法歯学の出番です」「これがパクリだ」「警察の本」えーとって感じです(≧∀≦)映像化も可能だし(もうした?)軽いタッチで読めます^_^
2017/10/08
wm_09
女子大生の誘拐事件から話が始まり、段々と力点がずらされていく。色々なネタを突っ込んで頑張っているのは分かるが、アリバイトリックに漂うチープ感といい、終盤の展開といい、二時間ドラマかトラベルミステリー臭さが芬々とするのはどうなのだろう。細かいところの検証がおざなりな感じもあるし、読みやすさ優先、ということなのか。インターローグについてはまあ、騙されるほうが悪いのだろうな。(稲)
2009/09/23
たこやき
女子大生の誘拐事件から、身元不明の焼死体の発見、さらにアリバイトリックへ…。1つ1つの謎、事件だけでも十分に引っ張ることの出来るものを次々と入れることで、やや1つ1つの印象が薄くなっているようにも思うが、その分、テンポが抜群に。ちょっと2時間ドラマっぽい部分もあるが、最後までしっかりと読ませてくれる作品だと思う
2009/08/25
都布子
女子大生にして剣豪、栗村夏樹シリーズのこれが第1作になります。夏樹の友人が誘拐されるという事件と、平穏な町の駐車場で発見された女性の焼死体、それに入れ子方式で綴られている手記。この三つが最後に一つに収束する、という構成です。初期の作品だからなのか、真面目なんだけれど反対に作りが堅いような気がしました。後々、根津愛ちゃんなんて名(?)キャラクターの生みの親なんですがね。(2005.2.11)
left7
二時間ドラマになりそうだなという印象が残っています。
2008/12/27
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