KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ありふれた不倫だったのに (光文社文庫 や 17-2)

ありふれた不倫だったのに (光文社文庫 や 17-2)

ありふれた不倫だったのに (光文社文庫 や 17-2)

作家
山崎洋子
出版社
光文社
発売日
2000-09-01
ISBN
9784334730529
amazonで購入する Kindle版を購入する

ありふれた不倫だったのに (光文社文庫 や 17-2) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

cithara

以前から気になっていた山崎洋子。軽いタッチで描かれてはいるけど、テーマは重い。「ありふれた不倫だったのに」多くの人の人生を狂わす。この物語だって柚子たちが不倫を隠そうとしなければ、ここまで事態はややこしくならなかったはず。俗に「火遊び」とは言うけれど、多くの人は知らずに不倫へと突き進んでしまうのだろう。でも一番の被害者はなんといっても幼い子供だ。まゆのように... 彼女は柚子たちの事件に巻き込まれなくても、実の母親にいいように利用されていたのでとても可哀想なのだが。北見隆氏のカバーイラストが魅力的。

2012/07/11

感想・レビューをもっと見る