帰還 (光文社文庫 い 31-1 異形コレクション)
帰還 (光文社文庫 い 31-1 異形コレクション) / 感想・レビュー
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久しぶりに異形コレクションを読む。友成純一「地の底からトンチンカン」、早見裕司「アンタレスに帰る」、竹河聖「わたしの家」、藤田雅矢「世界玉」、菊地秀行「帰還」がベスト5。
2023/08/14
ひょろ
「地の底からトンチンカン」は取材力が出ていると思う。暗い地の底から帰ってくる物語。 「世界玉」の不思議な空気も好き。 「夜明け、彼は妄想より来る」マキノ節が光る一編。すべては妄想なのか、救いなのか
2018/08/09
★ルミカ★
ー「帰省」の恐怖とは、封印を開ける恐ろしさであるー 篠田真由美 「赤い実たどって」 慣れ親しんだ故郷が、自分の記憶が、実は恐ろしい過去を封じこめていたのを帰省した折に開けてしまう。 なにより怖いと感じたのが、忌まわしき過去は自分が被害者でなく加害者であり、故郷で暮らしていた時もその記憶をすっかり忘れてしまっていたことでした。 子供の自己防衛本能で忘れたのかもしれないけれど、大人になって、記憶にないことでジワジワ追いつめられるのも怖いですね・・。
2012/11/05
角
ON
2013/04/13
弦舞院 律枢
ここから出版社が変わる
2012/12/29
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