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ストレート・チェイサー (光文社文庫 に 16-1)

ストレート・チェイサー (光文社文庫 に 16-1)

ストレート・チェイサー (光文社文庫 に 16-1)

作家
西澤保彦
出版社
光文社
発売日
2001-03-01
ISBN
9784334731274
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ストレート・チェイサー (光文社文庫 に 16-1) / 感想・レビュー

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徒花

うーん、まあまあかな。作品そのものに仕込まれているカラクリは、勘のいい人ならすぐに気づいてしまうかも。で、密室とかはでてくるんだけども、そこは西澤保彦なのでSFでアレ。裏表紙のあらすじで「感動傑作!」と銘打っていて、たしかにハッピーエンドではあるのだけど、感動まではしないかな。なによりもアメリカーンなノリがいまひとつなじめず、キャラクターのよさもなかったのが残念だった。

2016/12/26

ダイ@2019.11.2~一時休止

交換殺人モノと思って読み始めるもそうではなく流石の西澤ワールドの話になりました。最後の展開うまいなぁ~。

2016/06/29

セウテス

偶然バーで出会った女3人が、酒の勢いを借りてトリプル交換殺人の約束をする。その1人リンズィは冗談だと思っていたのだが、実際に殺人事件が起きてしまう。これはリンズィが秘密を胸に、追い込まれていくサスペンスかと思っていたが違った。彼女はアッサリと交換殺人の話を警察にする上、彼女の娘が予想外にしっかりとしており、探偵役となる とは驚いた。ハードボイルド風であるのだが、その秘密は最後の一行にある。西澤保彦氏の作品となれば、特種な設定である事を忘れてはいけない。そこを納得しているなら、案外温かい物語で良いと思う。

2019/10/07

momi

最後の1行でドキッ!!!前に戻って…あぁ、なるほどね〜っと!とにかく設定が変わってる…。西澤さん、昔はこのような作品を書かれていたのね!驚き設定だけど、瞬殺でドキッとさせられる感じは癖になります!!酒の上での話のはずが、第一の殺人が起きてしまった!!トリプル交換殺人の約束をさせられてしまった「リンジィ」密室殺人事件をどう解決して終わらせるのか…。「愛」もいろいろあります…。ねっ!

2016/02/17

papako

西澤保彦強化月間。初期の作品。とんでも設定に分類できるのかしら。とても西澤さんらしい作品でした。こういう作品、やっぱり好きだな。親子のゆがんだ関係が引き起こす殺人事件が、ありえない密室殺人事件に。そこにはあたたかい愛がある。そしてラストはハッピーエンド。リンジィ母娘とタナカさんに幸せあれ!なぜかタナカさんの経営するステーキハウスということでハワイで行った『田中オブ東京』を思い出した!

2015/10/21

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