新・本格推理 1 (光文社文庫 あ 2-31 文庫の雑誌)
新・本格推理 1 (光文社文庫 あ 2-31 文庫の雑誌) / 感想・レビュー
二葉
再読。採用基準が編集長の好みが諸に反映された気がする。「白虎の径」って、ほぼ商業誌では採用しちゃいけないくらいのレベルのパクリ作では?鮎川さんでも採用したのかな?
2021/05/02
はやぶさ
一般公募の短編集。何も考えずに買ったんだけど、東川篤也が「東篤也」名義で「竹と死体と」という作品をのせていた!こういうとこから人気作家は生まれるのかも。 いろんなアマチュア作家の本格観が垣間見えるのも面白い。
2021/09/18
Tetchy
鮎川哲也氏が編集していた一般公募の『本格推理』シリーズを編者を二階堂黎人氏に交代してリニューアルしたのがこのシリーズ。選考スタイルが変わり、制限枚数が50枚から100枚へと倍になった。結論から云えば、このことはかなり大きく作品の質を向上させた。パズルゲーム一辺倒になりがちだった作品群が中心となるトリック・ロジックを肉付けする物語性を高め、推理「小説」として立派に成り立っている。ようやく最近新勢力の本格ミステリ作家の作風、趣向、原点が見えてきた。光文社は二階堂黎人を編者にしたことで幸せな結婚をしたと思う。
2009/09/21
kanamori
☆☆☆
2012/10/18
キートン
装いも新たにスタートした新・本格推理だけど、個人的には新・本格推理よりも本格推理のほうが好き。 新・本格推理は確かにトリックの完成度は高くなった気がするが、それに比例して、探偵役も上品になりすぎている気がする。 完全無欠な探偵も良いけど、どこか少し抜けたような探偵が登場しても良いのではと思う。
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