買いも買ったり (光文社文庫 に 13-15)
買いも買ったり (光文社文庫 に 13-15) / 感想・レビュー
あつひめ
名だたる作家陣で、言葉の端々でキュンとしたり笑ったり。一言に買うと言っても様々な思い出が生じる。私も阿川さんのようにお土産を買うのがとても下手。迷っているうちに帰りの汽車に乗ってしまうタイプ。山口ちよえさんのワープロを読んで、私の初めての大物電化製品はワープロだったことを思い出した。時代の変化を感じてしまう。そして、物を買うときの心構えとか…長く手元に置くことを考えるか、とりあえずの買い物かにもよって思い入れも変わるのだな。もたいさんの悲しい買い物がとても人柄が滲み出ていて印象的。
2015/03/02
これでいいのだ@ヘタレ女王
様々な時代に 様々な買い物をした作家さんのエッセイ集。 ベルリンの壁が崩され統合したはいいが、東西マルクが統合され1週間以内に西マルクに交換しなければ無効になると言われ消えてしまった貯金や 今は戦闘地域が のんびりしていた頃の話とか 古き良き昭和の話など沢山の切り口から盛り沢山
2016/09/11
dzuka
作家達の買い物に関するエッセイ。 買い物と一言にいっても様々だと実感。 三銭のリンゴから、パリの75万円もする古本までの品の違いもさることながら、ベイルートの骨董屋から、フランスの気軽に入れないショップまでの買い物をする環境の違いも確かに買い物の話に違いない。 中でも、佐藤愛子さんの株を買うという話は圧巻。株を買う理由が、証券マンの言いなりになって損をすることによって、創作意欲がわくからというところは、さすがは作家さんと舌を巻いてしまった。回りくどいが意味のある買い物に違いない。やっぱり買い物は楽しい。
2024/04/01
みさよ♪
昔の時代のものはちょっと難しかった。阿川さんの文はやっぱり好きだなぁ。檀さんのも好き。
2015/07/12
うりぼう
買いも、里いも、買ったり、負けたり。林望、貧乏、ピンポンパン。
2002/04/30
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