そばにいさせて (光文社文庫 に 14-2)
そばにいさせて (光文社文庫 に 14-2) / 感想・レビュー
ゆのん
傑作心理サスペンス。短編集。どの話も人間の心の闇を描いている。ただドロドロしているだけではなく、結末のドンデン返しもあって楽しめた。
2018/06/17
リッツ
ずいぶん昔に買ったものを再読。うん、確かに時代が懐かしい。携帯も普及していなかった頃。短編集、色んな女の心の顔が見える。迷ったり浅はかだったり、踏み外してしまったり……ゾクリとするもの、ホロリとくるもの、愚かとひと言で言えない身近な女たち。内容忘れてたのも手伝って楽しめました。
2017/06/02
ブルームーン
女同士のミステリーをテーマにした短編集。だいぶ前の作品なのでちょっと時代遅れな雰囲気はあるものの、ドロドロ感はさすが。最後の「無視」はよく意味がわからなかった。
2014/09/07
アコ
10篇収録。6篇読んで数日放置していたら、笑ってしまうくらい内容を忘れていた。軽い筆致+1篇がP30-40なので読みやすいけども、深みはなくオチに首を傾げるものもいくつか。よい構成だなと思ったのは新聞投稿をキッカケに文通をはじめた『女の部屋』。同じく手紙モノの『近況報告』も好み。全篇ともに女同士の物語。なんらかの秘密を共有し合うものが多かったかな。
2017/04/23
星落秋風五丈原
自分を捨てた男を見返すため涙ぐましい努力をし、理想的容姿を手に入れた 佐山ゆかり。職場も住居も替えて新生活を始めた彼女に悪質なストーカー がつきまとう。正体は誰?意外な展開を見せる表題作はじめ 能理子は夫康隆がずっとB型だと思ってきた。彼の前の恋人が質問した時にそう答えたからだ。だから安心してB型の男と一日違いで寝て、妊娠しても安心していられたのに。皮肉の利いた「血液型占い」
2002/01/18
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