妖怪狩り (光文社文庫 さ 18-2 光文社時代小説文庫)

mimm

ｖｓ鳥居耀蔵（の陰謀）。ニセ忠治から始まり上州の隠れ里へ。被害者もたくさん。スケールでかい。お腹一杯の一冊でした。・・・いつもかんざしの回収が気になるの。

2019/08/28

てんぱい

濡れ衣を着せられた国定忠治とその探索をする影二郎。今回、おこまはあまり活躍できなかったが、親父の喜十朗がその代わりを立派に果している。弓を撃つ場面がカッコいいなぁ。最後にあの金さんが登場すした時にはおおっ！と唸ってしまった。何度も名前は出ていたのに全く気づかなかったよ。

2011/06/18

藤枝梅安

国定忠治を名乗る盗賊団が江戸で押し込み強盗をしてのけた。内部に「引き込み」がいた様子もなく、戸がこじ開けられた形跡もない。不審に思った影二郎は忠治の所在確認のため上州路へと旅立つ。江戸の「偽忠治」の盗み働きの陰には、天領の隠れ里を巡る幕府内の暗闘があった。貧しい農村の人々が細々と生きていく様や、それを利用して私財を肥やそうとする役人の企みが描かれている。韮山代官江川英龍、妖怪と呼ばれた目付け・鳥居耀蔵が登場するほか、終盤には勘定奉行・遠山金四郎や吉原の四郎兵衛（何代目なのだろうか）も登場し、痛快な「佐伯ワ

2010/05/22

しんげん

再読

2014/09/12