百鬼狩り (光文社文庫 さ 18-3 光文社時代小説文庫)

藤枝梅安

影二郎は老中・水野忠邦から密命を受ける。忠邦が唐津にいた頃の不始末を清算を影二郎に命じてきたのだった。喜十郎・おこま父娘とともに九州に渡った影二郎は唐津から博多に戻り、鯨漁漁船の船主や水夫らと知り合いになる。博多から海路長崎を目指すことになった影二郎たちに百鬼水軍という倭寇の船団が迫り来る。死の危機を乗り越えた影二郎たちは長崎で新たな敵と対決する。

2010/05/22

蕭白

場所を九州に移しての活躍。船のシーンもあり楽しめました。

2015/10/16

へたれのけい

どんな敵がきても、たとえ嵐でも負ける気がしない。つよい。

2016/09/20

mimm

おこまがただの女になってなんかどん引いた・・・。吊り橋効果・・・。あーあ。

2019/07/22

ベルるるる

影二郎とおこまが、死にかけた所で男女の仲になったのには、がっかり。 おこまが、影二郎を慕っているのがわかっているだけに、この場面はあり得ないと思う。 おこまが影二郎を慕ってないとか、若菜の存在を知らないとかなら、まだしも・・・。 おこまと若菜の愛情のいいとこどりって感じ。 影二郎は、若菜を離さないって言ってたくせに。 孤高の武士ってわけじゃないから、仕方ないのかな？ 剣の腕がどれほどあろうと、結局はやくざと紙一重の影二郎って事ね。 ただ話は、日本の捕鯨文化や密貿易の歴史が織り交ぜられて、すごく面白かった。

2014/07/23