サイレント・ナイト (光文社文庫 た 29-1)
サイレント・ナイト (光文社文庫 た 29-1) / 感想・レビュー
たこやき
翻訳家として活躍していただけのことはあり、文章力はあるし、物語の中心にいる胡散臭い男・鶴見を始め、登場人物の姿も活き活きと浮かんでくる。が、あまりメリハリが感じられず、色々と起こる事件がアッサリと流されてしまう。良いところは色々とあるのに、メリハリの弱さで打ち消されてしまい、勿体ない。もっと、劇的な描写をすれば、もっと引き込まれ、読後の印象も違ったものになっていたと思うのだが……
2010/11/15
すろー。
面白いんだけど、なんか引き込まれない。テンポが悪い?感情移入しにくい?なんかもったいない感じ。
2010/07/15
雑木林太郎
悲しい結末。角田刑事と同じころ、犯人の姿が見えたような気がした。つまり、作者の思惑通りの読者だったのだろうと悔しさが・・・。とはいえ、作品としてはきっちりとまとまっており、読み応えのあるものだった。ページの都合上か、ラストはバタバタ感があったが、それでもデビュー作としては秀作だと思う。作者の早世が惜しまれる。
2021/08/08
zzdog
不気味な犯人像。まんまと作者の罠にはまってしまった。人間味のあるラストシーンですが、いまひとつ盛り上がりに欠けるのが残念。思いっきり感情移入させて欲しかった。
2012/10/10
left7
面白くなりそうな要素はたくさんあるけど面白くならずに残念でした。
2008/11/26
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