奇想の源流: 島田荘司対談集 (光文社文庫 し 5-32)
奇想の源流: 島田荘司対談集 (光文社文庫 し 5-32) / 感想・レビュー
犬こ
ミステリー評論、ピラミッド、江戸、自動車、脳などをテーマとした対談集。当時、まだ若き綾辻さんの才能を推していたり等、本格推理小説の談義が興味深かったです。各界の著名人との対談ながら、島田荘司がほぼ大半蘊蓄をしゃべっているという(苦笑)
2016/05/19
ニョンブーチョッパー
★★★★☆ 20年以上の積読本から。探偵小説論の各氏との対談が興味深いのはもちろん、養老孟司さんや吉村作治さんとの対談も面白い。ギザ地区の3つのピラミッドを作ろうとしたけど、一代では作れなかった話とか、養老さんとの日本人論とか。
2024/06/16
Tetchy
島田荘司が1991年から95年にかけて行った対談を探偵小説・日本人・自動車・社会という4つのカテゴリーに分けて編んだもの。15年近く前の内容となるため、その内容に古さを感じるのは否めない。文庫版の本書の発行年月日は2002年6月20日とある。1995年の対談集をこの年に出すことに意義があったのかと問われれば疑問に思わざるを得ない。文庫化時点での意見を補足した補完版を出すべきではないだろうか?
2009/09/09
ナカムラ カツヤ
15年も前のモノで。 2010年のいま、解決されている事柄ってどれだけあるんだろう? 最新の島田荘司論、読みたくなります。
2010/06/17
shiaruvy
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