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クロスファイア(下) (光文社文庫)

クロスファイア(下) (光文社文庫)

クロスファイア(下) (光文社文庫)

作家
宮部みゆき
出版社
光文社
発売日
2002-09-10
ISBN
9784334733711
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クロスファイア(下) (光文社文庫) / 感想・レビュー

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そる

1日で一気読み。哀しすぎる結末⋯。やっと淳子が理解者に出会え、相手の浩一も、最初は怪しいと思ったが、途中から同じ気持ちになってお互い必要なんだ、いいカップルだな〜と思えてたのに⋯。2人とも能力者ゆえの孤独。しかもこの能力が何かの役に立てないならもう生きてる意味が見いだせず、結局あの結末しかないかも。法で裁けない悪人を制裁⋯理解はできるがやっていいことではないと思う。「人殺しを続け、他人の生殺与奪を握ることを覚えてしまうと、たとえその殺戮の目的が何であったにしろ、人は自分勝手な生き物へと成り下がるのだ。」

2021/05/03

はらぺこ

セツナイなぁ。 ネタバレするから詳しく書けんけど、ガーディアンの考え方は分かるけど必要な命令やったんかなぁ?どうにでもなったと思うねんけどなぁ。 それから上巻で気になってた事が有ったけど多分ギミックやったんやろなぁ。何か絡んでくるやろって最後まで思わされたし。

2011/07/23

りゅう☆

ガーディアン組織の一員となった淳子。推す力を持つ木戸とパートナーを組む。そして過去に淳子の制裁を止め、逃げ出した多田の現在を知る。幸せに暮らしてる多田だったが、淳子を凶器へと進ませたことを後悔していた。ちか子の先輩元刑事伊崎の娘と孫の行く末に嘆き、淳子と同じパイロキネシスであるかおり。彼女の父倉田の思惑が腹立たしい。やがてちか子と牧原は淳子の存在を知る。読み進むたびに点と点が繋がっていく。やっと出会えた大切な人だったのに。奈津子を殺した人物と動機、そして淳子が…。なんて切ない。それ以外の言葉が出てこない。

2022/02/26

Yuna Ioki☆

859-62-22 他人が持たない、そして他人が理解できない能力を持つということは孤独になるしかないのか。かおりが孤独なままの人生を歩まなくて済むようにと願わずにはいられない。

2015/02/12

ちーたん

★★★★★長らく積読してましたが、有名作はやっぱり面白いと改めて感嘆のため息!下巻に突入し、秘密組織『ガーディアン』や他の能力者の存在が明らかとなっていく。正義のために能力を使っていると自負する一方、やむを得ない形で奪う命がそこにある事に葛藤していく。能力者故の孤独。結ばれなかった運命。そして分かち合える同志との出逢い。生まれ持って備わったパイロキネシス(念力放火能力)を『装填された銃』と呼ぶ彼女に漸く武器ではない女としての幸せがやってくるのだが…正義とは何か?結末は…読んでご確認あれ😋一気読みでした!

2019/10/24

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