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濡羽色のマスク (光文社文庫)

濡羽色のマスク (光文社文庫)

濡羽色のマスク (光文社文庫)

作家
赤川次郎
出版社
光文社
発売日
2002-09-10
ISBN
9784334733728
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濡羽色のマスク (光文社文庫) / 感想・レビュー

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あつひめ

どちらかというと、女たちの方が肝が据わってる…そんな印象を受ける作品だった。男達よ、なぜそんなに逃げてばかりいるんだ。そして、なぜ、簡単に妊娠させてしまうんだ。夫婦のスレ違い。男は、自分の都合に合わせて甘えてみたり、自由を求めてみたり。妻と愛人を比較したり。事件の内容よりも、登場人物たちの人間関係の方に気がとられてしまった。爽香も、これから忙しくなることで心を亡くしてしまうのでは…スレ違いが生じるのでは…と思ってるだろうな。三十路を前にした爽香の普通の女の不安を抱えているのかも…。

2014/11/08

セウテス

〔再読〕シリーズ第15弾、爽香29歳の秋。爽香は会社の新しいプロジェクトの立ち上げの為、多忙な毎日を送っている。そんな爽香の体を心配してくれる英子さんも居るのだが、本当に限界が近づいているのでは、と不安になる。今回は刑事から事務職に替わっている河村、まず不倫相手に子供が産まれる。さらにはある夜ホステス刺殺現場に出くわし、勝手に捜査を始めてしまう。爽香は相も変わらず、他の人の問題と事件の間で休む暇すらない。それにしても、当たり前の普通の大人という男が、何故こうまで居ないのか、いい加減にしろと叫びたくなる。

2016/09/10

siro

続けて15作目。みんな爽香に頼りすぎ。特に充夫は何回も同じ過ちを繰り返しその度に爽香を頼り解決してもらっている。もう!縁を切ったらいいのに。酷すぎる。河村さんもはっきりしないし、明男はフラフラしてるし、今回の事件も言ってみればただの変態男が起こした事件だし。この本の登場人物は男たちが残念な代わりに女性たちは賢くて素敵な人が多い。

2015/10/23

takaC

河村太郎氏はそんなに魅力的な男なんだろうか?名前のせいで木村太郎を連想している自分が間違ってる?

2012/07/21

スミレ

シリーズ第15弾、爽香29歳の出来事。 今回は大物政治家の裏の顔が明かになりなります。 爽香の「誰にも隠したいことはある。でも黒い仮面をつけて仮装舞踏会に出るのとは違う。決まったルールで遊ぶゲームと現実は一緒ではない。」という言葉がタイトルにも繋がり、重々しく響きました。 爽香の誰にでも親切でよく働くところは相変わらず。 兄にも河村刑事にも、周囲にはいろいろあるけれど、体調を崩さずに明男とずっと仲良しでいて欲しいものです。

2022/09/21

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