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4000年のアリバイ回廊 (光文社文庫)

4000年のアリバイ回廊 (光文社文庫)

4000年のアリバイ回廊 (光文社文庫)

作家
柄刀一
出版社
光文社
発売日
2002-09-10
ISBN
9784334733742
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4000年のアリバイ回廊 (光文社文庫) / 感想・レビュー

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geshi

縄文遺跡にまつわる謎と現代の発掘チームが関係する殺人事件を両立させようとして情報過多になっている。遺骨やDNAの謎でお腹いっぱいなのに、検査が詳細に書かれ、殺人のアリバイ検証に時刻表出してくるから、頭が追い付かない。肝心のトリックが予想つくものなので「その情報いらないだろ」と思いながら読んでいた。遺跡の真相は歴史ロマンを掻き立てられるものだが、そこで語られる考古学者の言葉が小説媒体そのものを否定していてモヤモヤする。ラストの夫婦の行く末にもあまり同調できなかった。

2019/12/02

coco夏ko10角

深海で発見された他殺体、宮崎県で発見された遺跡にあった人骨の謎…。最初の方は現在の殺人事件が気になっていたけど、途中から縄文時代の人の生活や人骨の謎の方が。殺人事件は容疑者多すぎるのとアリバイがごちゃごちゃしすぎてて…(汗 

2019/11/30

gonta19

2008/5/20 Amazonにて購入 2010/1/21~1/24 私にとって柄刀作品2作目。前作の3000年同様、過去の殺人事件と現在の殺人事件を行きつ戻りつしながらストーリーは展開する。今回は宮崎県で約4000年前に起こったと思われる火山噴火で一夜にして起こった集落の埋没遺跡での謎と室戸沖の海底深くで見つかった発掘現場関係者の死体。設定は非常に魅力的ではあるが、前回も感じたのだが、どうも柄刀さんの文体と私があっていないのか、非常に作品にのめりこめなかった。なんでかなぁ。結論はもう2,3作読んでか

2010/01/24

都布子

縄文人の遺跡発掘の過程で浮かび上がった謎と、その発掘に関わる一人が殺された事件とが絡み合う構成となっています。古代の謎はそれこそ「浪漫」があって面白かったけれど、現代の謎の方はなんだか似た雰囲気の人が多くて、人物の識別がしづらかったのが私にとってはマイナス点だったかな~(~_~;)。

あんころもち

導入部分は魅力的だったけれど、読み始めると途中で何度も立ち止まり…… 遺跡略図を見るのは楽しかったけれど、現実に起こった殺人事件には のめり込めなかった。 時刻表の部分は読み飛ばしてしまったし、種子刑事も好きになれなかったなぁ。 リョウコとエイモスの最期も唐突すぎて、現実感が乏しいんだもの。 古代の謎解きはロマンだけれど、ミステリーとしては消化不良です。    残念……

2015/04/05

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