下忍狩り (光文社文庫)
下忍狩り (光文社文庫) / 感想・レビュー
藤枝梅安
水野忠邦が老中に就任した天保年間。影二郎の父・常磐豊後守秀信は大目付に昇進する。南部藩と津軽藩の暗闘が江戸で明らかになる。水野忠邦から「反目の証拠をつかみどちらかの藩または両藩の改易」の密命を受けた影二郎は、喜十郎・おこま父娘とともに奥州路を進む。南部・津軽両藩の反目の原因のひとつはフランス金貨を積んだロシア船の沈没であった。両藩は忍の者を使い、さらに恐山のイタコも引き入れてナポレオン金貨をめぐる暗闘を繰り広げる。
2010/05/28
蕭白
イタコの登場で、ちょっとファンタジックな世界に入ってしまった気が・・・。
2015/10/17
へたれのけい
恐山かぁ。あそこは確かに彼岸と繋がってる感じがします。今時の「○○スポット」などの言葉では表しきれないです。 おまけに、境内に温泉があるのにはびっくり。
2016/09/23
てんぱい
北に南に影二郎も忙しいな。今回はイタコの存在感が大きすぎてさすがの影二郎も影が薄くなっている。それにしても彼女達の対決は時代小説の範疇を超えているような。。。
2011/06/27
mimm
vs忍者vsイタコ。黒イタコvs聖イタコとかなんだかすごかった・・・。
2019/07/22
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