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偽りの墳墓 (光文社文庫)

偽りの墳墓 (光文社文庫)

偽りの墳墓 (光文社文庫)

作家
鮎川哲也
出版社
光文社
発売日
2002-12-10
ISBN
9784334734220
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偽りの墳墓 (光文社文庫) / 感想・レビュー

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セウテス

鬼貫警部シリーズ第8弾。元々短編であった物を、リライトした作品。土産物屋で見つかった女将の首吊り遺体には偽装工作の跡が見え、夫に容疑が懸かるのだが、死亡時にはアリバイが成立する。さらには女将の保険金を巡って、調査をしていた女性が殺害される。鮎川作品王道のアリバイ崩しですが、最初の事件から話の展開が、予想出来たものとは全く違いびっくりします。逆に現実の事件だと、この様な話の流れになるのではと思います。普通ポイントとなるメモや万年筆も、そのままでは使えない二捻り位したヒントであり、推理のやり甲斐在る作品です。

2015/11/05

☆エンジェルよじ☆

面白かった~2つの事件の犯人はタイプが違うけど頭いいなぁ。丹那刑事は今回もがんばりましたね~鬼貫さんはいいとこどり(笑)ラストがよかった。

2011/11/30

kochi

本格推理とは、「19時から接待だから、X時に会社を出て、Y時Z分の電車に乗って、少し早足で歩けば、10分でレストランまで着けると考えながら、今夜はどんな話をしようかと頭をめぐらす」ことに少し似ているのかもしれないと、この本を読んで、改めて認識。あっ、全然違いますか、すいません。

2010/10/03

タツ フカガワ

浜名湖沿岸にある温泉地の土産物屋で女将の首吊り死体が発見されるが、自殺を装った殺人事件として捜査が始まる。その後、女将に掛けられていた保険金について調べていた女性調査員が他殺死体で発見される。今回のアリバイ崩しは難しい。が、それだけにゲーム感覚で楽しめました。

2019/07/30

ホームズ

中々面白かった(笑)ちょっと第1の事件がオマケ的になってしまった感じはありましたね(笑)もちろん重要なものではありますが(笑)しかしやっぱり丹那刑事がガンバっていますけどね(笑)鬼貫警部が今まで以上に目立たなかったな~(笑)結末は結構楽しめましたけど(笑)

2010/12/19

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