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人形佐七捕物帳 新装版 (光文社文庫 よ 4-4)

人形佐七捕物帳 新装版 (光文社文庫 よ 4-4)

人形佐七捕物帳 新装版 (光文社文庫 よ 4-4)

作家
横溝正史
出版社
光文社
発売日
2003-01-01
ISBN
9784334734374
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人形佐七捕物帳 新装版 (光文社文庫 よ 4-4) / 感想・レビュー

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がたやぴん

五大捕物帳に挙げられる作品。手下との掛け合いなどには脱力感があるのに、おどろおどろしい雰囲気もある。書き出しや場面転換の際に感じるこの感覚は著者の特徴なのかもしれない。読む前のイメージとしては人情話がメインだろうと予測していたが、きっちり捜査をして真相に辿りつくため、ミステリーに分類しても良いかもしれない。ミステリーとして見てしまうと、凝ったトリックや伏線を紡いで回収するようなものではないので物足りなさはある。それでも短編10作品をテンポよく読み進めらた。他の捕物帳と比較してみたい。

2016/04/27

*мiкi*

グロテスクだけど、江戸の風がさらりと情景豊かに感じさせてくれるような…横溝作品で時代物初めて手に取ったけどイイですね(*´∀`) 180篇もあるんですね🙄沼だ…

2022/06/07

つーりん

ドラマの原作を読むの続き。これって、他にシリーズがあるよねきっと。浮気性な親分と悋気もちのおかみの説明はあるものの描写がないから。読んでみたいな。

2017/07/31

私的読書メモ3328

最初は戸惑いましたが、「横溝正史による捕物帳」の味わいを楽しめました。時代設定ゆえに許されるゆるさのために可能となる話が多く、著者の巧さを感じました。金田一耕介シリーズなどでは見られなかった、登場人物たちの軽快な掛け合いも楽しいです。主役夫婦のキャラクターが設定だけで済まされている感があり、それが玉に瑕でしたが、180篇から10篇の抜粋ということで、たまたまそういう話ばかりなのかもしれません。全作通して読んでみたいですね。

2016/01/19

はるあきら

色男、もしくはモテ男を探し求めて読み漁っている私にとっては、いささか物足りなかった感あり。色の白い、役者のようにいい男という記述の他にはこれと言って言及がなく少し残念。元売れっ子花魁も、急におかみさんぽくなってしまったし。笑い茸のお話は言い回しも面白く、一気に読めて満足でした。

2012/01/30

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