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ifの迷宮 (光文社文庫)

ifの迷宮 (光文社文庫)

ifの迷宮 (光文社文庫)

作家
柄刀一
出版社
光文社
発売日
2003-04-10
ISBN
9784334734695
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ifの迷宮 (光文社文庫) / 感想・レビュー

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セウテス

近未来を舞台にした、遺伝子を題材にした医療ミステリーとでも云うべきか。障害者や遺伝的弱者に向けられる、温かい言葉は作者の心の思いだろう。ミステリー以外に語られるテーマが多すぎて、大切な内容だけにひとつの作品にするには勿体ないと思う。ミステリー部分は、身元の不確かな人物の遺体から取られた遺伝子が、何年も前に亡くなっていた人物の遺伝子と一致するというもの。DNA鑑定の盲点をつき、死者が実は生きているのではないかと、思わせる展開は面白い。近い未来に問題になるであろう倫理観を、鋭く正確に物語に練り込んだ秀作です。

2016/04/22

佐島楓

14年前の作品だが、遺伝子検査の近未来を(おそらく)ほぼ的中させてしまっている。それだけではなく、本格ミステリの要素もしっかりとしている。メッセージ性もあり、強い力を放つような作品。

2014/09/05

mazda

内容が重くて、なかなか頭に入ってこない感じでした。遺伝子に関連した話で面白かったのですが、残念ながら途中断念…。いずれ再読したいと思います。

2014/12/16

kaida6213

長編ミステリ。遺伝子を題材にした近未来小説。適度などんでん返しもあり読んでて飽きない。良作。 著者の違う本も読んでみたくなった。

2015/06/21

yuu@mayu

『☆☆☆☆』色々と説明が少々クドイ。それでも本格ミステリーだけあって引き込まれる要素は多分にあり、かなりの熱量を持って書かれたと感じられる力作です。

2016/03/20

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