足抜: 吉原裏同心 2 長編時代小説 (光文社文庫 さ 18-7 光文社時代小説文庫)
足抜: 吉原裏同心 2 長編時代小説 (光文社文庫 さ 18-7 光文社時代小説文庫) / 感想・レビュー
KAZOO
このシリーズ2作目です。佐伯さんはかなり吉原について勉強されたようで、読んでいて参考になりました。遊女の数やそれを面倒見たり管理する人を含めても3万人近くいたということがよくわかりました。この物語では遊女や花魁が3人いなくなって、その原因を探って解決するという一種のミステリーのような話でした。今後も期待大です。
2017/09/07
kinupon
幹次郎に汀女と薄墨太夫との関係がますます楽しみです。
2016/10/03
はらぺこ
オモロかった。 やっぱ神守幹次郎は強いなぁ。「きえええっ!」は空手バカ一代の「チェストー!」、ブルースリーの「アチョー!」と合わせて一度は叫んでみたい三大掛け声やわ。 今回知らんかった言葉「牛太郎」。遊廓の客引男のこと。妓夫(ぎふ)。
2014/07/09
抹茶モナカ
遊郭・吉原を花魁の失踪騒動が襲う。裏同心の幹次郎夫婦が調査に乗り出す。シリーズ第2作目の本作では、汀女の活躍は少ない。吉原の廓法の厳しさが描かれる。
2014/06/01
よむヨム@book
★★★☆☆ 星3つ 今回は、題名の通り、遊女や花魁が吉原から忽然と姿を消す。 幹次郎と四郎兵衛会所で、その解明と解決に奔走する。 話としては面白かったが、高濱朱里や香瀬川太夫の「足抜」の理由には後味が悪く、この二人はろくでなしと言う他にない。
2022/03/20
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