キメラの繭 (光文社文庫 た 29-2)
キメラの繭 (光文社文庫 た 29-2) / 感想・レビュー
yamakujira
バイオハザードっぽいパニック小説。ぞくっとする不穏な雰囲気は伝わるけれど、なんだかどこかで読んだような気がしちゃうのはなぜだろう。神の領域を侵すバイオテクノロジーへの警鐘だね。でも、発症したカラスにワクチンを与えても手遅れでしょ。ラストに向かう山場がなんかあっさりしてるな。鳥類学者も加えて、鳥に襲われる恐怖をもっと描いてもよかったのに。 (★★★☆☆)
2014/02/03
Hiroki Asayama
バイオハザードもの、っていうんでしょうかね。ううむ、何というか、ざっくりした印象。
2017/07/20
ema
★★★
Ten
2004/03/03
宇美野サチ
★★★。A型のトリインフルエンザが流行の兆しをみせた2009年冬。都内に棲息するカラスが突如凶暴化し、人間を襲い始めた。ウイルス研究所の助手・立科涼子は、弟の不審なアレルギー死の原因を探るうち、世界最大のバイオ企業の遺伝子組み換え作物とインフルエンザウイルスの変異との関わりを疑うが…。“遺伝子組み換え”がもたらす恐怖を描く推理サスペンス。
2004/02/10
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