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太閤暗殺 (光文社文庫)

太閤暗殺 (光文社文庫)

太閤暗殺 (光文社文庫)

作家
岡田秀文
出版社
光文社
発売日
2004-03-12
ISBN
9784334736521
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太閤暗殺 (光文社文庫) / 感想・レビュー

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たこやき

前後半で別の作品のように感じる。前半は、秀吉の後継者争いを巡っての前田玄以と木村常陸介の鍔迫り合い。足軽から天下人へ駆け上がった秀吉の急成長と、その影などを感じさせる。そして、後半は、その秀吉暗殺に動く石川五右衛門と、それを捉えようとする前田、石田三成の対決。一転して後半は、派手なアクション映画のような展開。カラーの違いへの戸惑いは感じつつも、娯楽作品として最後まで飽きさせないで読ませるのは◎。

2010/10/19

貴族。正確には伯爵だ

非常に珍しい主人公(だとワタシは思ってます)前田玄以 vs 木村常陸介という渋すぎる人選の序盤のじめじめした対決、後半の実行犯である五右衛門一味 vs いけすかないキャリア刑事的存在の石田三成による腹黒い対決どちらも面白い。島左近にゃんも少ない出番ながら実にらしい豪将っぷりを披露。そして・・・いやいやいやいやこっから先は言われへん(黙)

2009/03/27

lovedino

おもしろかった!最高のどんでん返し!いやいや。名作。大作。絶対読んで!

2012/12/30

s

紀里谷和明は石川五右衛門で映画撮りたいんならこれ原作にすればよかったんじゃないの? ぜひお金と技術に糸目を付けない映像作品として観てみたいけど 映像にしてしまうと最後のどんでん返しがきれいにオチとしてはまらなくなってしまうので難しいかな・・・

2009/04/05

Steppenwolf

本書の舞台がそのまま私の生まれ育ち住んでいるところなので評価が甘くなっているかもしれない。太閤を暗殺するという大計画に,その実行者が石川五右衛門を当てている。そして実行の場面から五右衛門の牢抜けのトリックや二転三転する謀略とどんでん返しの連続である。映画で見たフォーサイス「ジャッカルの日」とも比肩すべき作品だと思う。私の手にしたものは初版のままであった。もっと読まれてもいい作品だと思う。

2009/07/26

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