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札幌刑務所4泊5日 (光文社文庫)

札幌刑務所4泊5日 (光文社文庫)

札幌刑務所4泊5日 (光文社文庫)

作家
東直己
出版社
光文社
発売日
2004-06-11
ISBN
9784334736941
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札幌刑務所4泊5日 (光文社文庫) / 感想・レビュー

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gonta19

2017/7/19 Amazonより光文社キャンペーン【50%ポイント還元】にて432円でDL購入。 2018/9/15〜9/20 ススキノ探偵シリーズでお馴染み、東直己氏のエッセイ。スピード違反で捕まり、わざと罰金を払わないことにより刑務所に入ろうとする奮闘記。実際、入所するのだが、当然ながら、この罪状では入るのにも苦労するんだ。まさに身体を張ったルポルタージュである。

2018/09/20

鱒子

もの書きとして刑務所体験すべく、18キロスピードオーバーの違反切符を盾にすったもんだを繰り返し、見事刑務所に収監された著者。軽快な文体の楽しいエッセイでした。刑務所内作業の紙袋作りや食事メニューについては、同じ札幌刑務所が舞台の 花輪和一著「刑務所の中」(←超名作)の方が詳しいです。 消灯時間をすぎたあとの野球の延長ラジオ放送、やってはならない事ですが粋ですねぇ。巻末のダンカンさんの解説も楽しい。

2019/01/15

ばりぼー

原付で制限速度を18キロオーバーして違反切符を切られ、反則金7000円を払わずにあえて刑務所に入り、4泊5日で実際に体験してレポートするという全くふざけたルポです(笑)。世間をなめているというか、甘ったれているというか、税金をこんなばかげたことに使っていいのかと良識ある人には怒られますね(笑)。履歴書に傷がつくとか、世間体が悪いとか、家族が泣くとかいった理由で誰もがためらうことを、(多少後悔しながらも)信念を貫いてやり通したプチ度胸に拍手。刑務官が敬語で親切にアドバイスしてくれるなんて意外でした。

2014/09/27

再び読書

まあ、ばかばかしいと言えばこれほどふざけた本は無い。ただ、一般人には、経験できない、いやしたくない体験だけに、興味深々で読み進めた。意外と入所するのに、手間取るなというのが、印象的だった。また、罰金を払わずに、検査まで受けれて、ただ飯を食べられ、尚且つ給料まで頂ける。これでは、被害にあった人たちは報われない気がする。また4泊5日で入所させる必要があるか全く疑問である。唯一面白かったのはタバコが吸えない時の禁断症状?なんで酒井和歌子がドラエモンって少し笑いました。

2013/07/02

nukowan

1994年の作品。「探偵はバーにいる」の作者による原動機付自転車(原付バイク)で18キロの制限速度オーバーで捕まり、その反則金を支払わないまま、あえて刑務所へ留置されようという目論見を成功させたルポ・エッセイ。二日間くらいでサクッと読めた。4泊5日なのであっという間に過ぎる日々。いついつから入ってもらうから来てね、という当日の「やっぱやめたい」という気持ちがリアルだった。独居房だったので、いつか雑居房(大部屋)でまた体験記をお願いします。

2020/12/18

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