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猫は密室でジャンプする (光文社文庫)

猫は密室でジャンプする (光文社文庫)

猫は密室でジャンプする (光文社文庫)

作家
柴田よしき
出版社
光文社
発売日
2004-12-10
ISBN
9784334737979
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猫は密室でジャンプする (光文社文庫) / 感想・レビュー

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みかん🍊

琵琶湖のほとりのマンションでミステリー作家と同居する猫の正太郎、人間の視点と猫の正太郎の視点から交互に描かれたミステリー6編、ストーカー、麻薬の売人、殺人、猫殺し、詐欺師、密室殺人とバラエティに富んだミステリーと関西弁の猫や犬のサスケとの会話と楽しめる、ジングルベルは2001年の作品なので、今の女性はクリスマスを一人で過ごすことにこんなにも悲愴感はないのだろうな、猫が殺される話はやっぱり辛かった、まだまだ正太郎の活躍を見てみたいので積んである続編を読みます。猫は人間の精神安定剤、それをよく分かっている。

2017/02/23

mocha

ミステリ作家の同居猫 正太郎が、退屈しのぎ&好奇心で謎解きをする。正太郎目線で推理の過程を楽しめるものと、人間目線で「偶然」正太郎が事件解決のヒントをくれる作品とが交互に収録されている。コミカルでさらっと楽しめるが、男女関係が意外にエグい。

2016/11/27

miww

読友さんのレビューで知り、表紙の猫が可愛くて手に取った。売れない推理作家、桜川ひとみの飼い猫正太郎目線のお話と人間目線のお話が交互になっていて楽しめた。飼い主を同居人と呼び、いかにも猫が言いそうな言葉や仕草が猫飼いにはたまらない。ストーカーとか殺人事件とか結婚詐欺の物騒なお話なんだけど猫が登場したり、猫目線だったりするのでどこかホッコリしながら読める短編集。

2017/03/06

さっこ

猫探偵シリーズ第4弾は六話短編集。すごい危険極まりないストーカー視点の話だったり、正太郎視点だけではなくそれぞれのお話の主人公視点だったり楽しめました。テーマは重かったり不気味だったりするのだけれど、このシリーズならではの緩さや可愛らしさがあって軽くサクッと一気に読めました。

2021/01/11

hirune

売れない女流推理作家で別れた夫からの分割の慰謝料で生計の半分以上賄ってる同居人と暮らし、時々遭遇する事件を人知れず解決したりする猫の正太郎。起こる事件は結構生々しかったり怖いストーカーが迫ってきたりなんだけど、対照的に同居人の先輩作家のおやじさんやその飼い犬のサスケやマンションの猫仲間とかとの日常の雰囲気はほのぼのしてます。そのギャップが楽しいし、救われてもいると思います。

2017/05/28

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