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蠅の女 (光文社文庫)

蠅の女 (光文社文庫)

蠅の女 (光文社文庫)

作家
牧野修
出版社
光文社
発売日
2004-12-10
ISBN
9784334738082
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蠅の女 (光文社文庫) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

再読。グロテスクにして陰惨だが、だんだん蝿が可愛く思えてくる不思議(笑)。 廃墟探索で遭遇した儀式の為に、様々なオカルト現象に苛まれる仲間たち。この敵の心霊的な攻撃が牧野さんらしくおぞましく恐ろしい。 対抗策として喚起(召還ではないらしい)されたのは〝蠅の王〟ベルゼブブ…? 蠅の女がとてもキュート。クリスチャンの方々には石を投げられそうな展開だが、この蠅の女王さま、クールでパワフルでカッコいい。一般人の主人公城島さんも感化されて頑張ります。使い魔の蠅さんたちも良い仕事してくれます。

2020/05/31

Yu。

廃墟へ心霊探索に来た『オカルト部』の面々が異様な光景を目にしたが為に次々と不幸に見舞われるという、一見よくある話のようであるがそこからの展開がもう… お、おもしろい!!。本来“救世主”とされる者が悪であるといった設定もいいのだが、それより何より“蠅の女”の内も外も強烈すぎるキャラクターに魅了されまくる物語!またそれに添えるかのようなポップな文体がとても心地良いときてます。ほんとお見事です彼女(///艸//) あっ、これスプラッタ描写多しなホラーなのですが、誰もが片意地張らずに愉しめますのであしからず。。

2015/04/04

ヨー

内容が内容だけに賛否両論あると思いますが、個人的には、好きなタイプの作品で楽しめました

2020/07/30

miroku

どう考えても、この表紙で損をしてるよなぁ・・・。痛快なアクションホラーなのに。

2013/10/11

yamakujira

B級ホラーを期待したら、ホラーというよりバイオレンスアクションだな。カルト教団だと推測した敵の正体がすごい。対抗するために呼び出した用心棒もすごい。「蝿の女」というより「蝿女」だね、ベルゼブブだし。ベルゼブブらしい暴食ぶりもおもしろい。深層で一神教の本質を揶揄するような思想を感じる、ってことはないけれど、ほどよくバカバカしくて、サクサク読めるのがいいね。ホラーっぽいのは最初の方だけだったな。 (★★★☆☆)

2015/08/05

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